構文

セル参照を文字列として返します。

ADDRESS(行, 列, [絶対相対モード], [A1表記の使用], [シート])

• 行：セル参照の行番号です。
• 列：セル参照の列番号です（名前ではありません）。A は列番号 1 です。
• [絶対相対モード]：行/列の絶対参照であるかどうかを指定します。
  1. 行と列の絶対参照（例: $A$1）である場合（デフォルト）
  2. 行の絶対参照で列の相対参照（例: A$1）である場合
  3. 行の相対参照で列の絶対参照（例: $A1）である場合
  4. 行と列の相対参照（例: A1）である場合
• [A1表記の使用]
  • A1 型の場合は、「true」（デフォルト）
  • R1C1 型の場合は、「false」
• [シート]：番地が指すシートの名前を示す文字列です。（デフォルトは指定なし）

問題

【サンプルファイル】

8行2列にあるセル「B8」の番地を文字列で表す。

回答

1. セル「B3」を選択状態にする。
2. =addressと入力し「Enter」。
3. 行には、セルB8を参照するので8と入力。
4. 列には、セルB8を参照するので2と入力。
5. 絶対相対モードには、絶対参照するので1と入力。
6. A1表記には、A1表記なのでtrueと入力。
7. シートは、省略し「Enter」。

補足：その他は、絶対相対モード/A1表記/シートなどを適宜変更する。

結果